case study病例集

【ミニチュアダックスフンドの甲状腺機能低下症と脂漏性皮膚炎】

ミニチュアダックスフンドの甲状腺機能低下症と脂漏性皮膚炎

2022.9.11
Before
After

【症例】

ミニチュアダックスフンド、16歳齢、オス

【症状・経過】

数年前から全身の痒みとフケが出てきて、かかりつけの病院でステロイドを処方されているがよくなっていかない。

写真では頭や背中を中心に毛が抜けて、大量のフケが付着していることがわかります。

【診断】

甲状腺機能低下症+脂漏性皮膚炎

【治療】

皮膚の検査では特に感染などは見つかりませんでしたが、血液検査の結果から甲状腺機能が低下していることが判明しました。

そのため、スキンケアに加えて甲状腺ホルモン剤も服用してもらい、ホルモンバランスのコントロールを行いました。

治療開始後、3ヶ月経過した時の写真がこちらです。

頭や背中の毛がだいぶ増えてきて、毛並みも良くなっています。

今回のように高齢の子の場合は、もともとの皮膚病だけでなく年齢の影響で食欲が落ちており、十分な栄養が摂れていないことがあります。その場合、皮膚や毛の再生に必要な栄養素を補う必要がありますのでサプリメントを使用したり、食べやすいようにウェットフードへの切り替えを検討する必要があります。

当院では甲状腺機能低下症や脂漏性皮膚炎だけでなく、年間数百症例にのぼる様々な皮膚疾患を診察、診断しています。そのため、通常の治療で良くならない皮膚病でも違った角度から治療プランを立て直すこともできますので、慢性的なわんちゃん、猫ちゃんの皮膚病でお困りの飼い主様は、一度ご相談いただければと思います。

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